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都道府県別の抗菌薬販売量データを公開

ojiyaku 0
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都道府県別の抗菌薬販売量データを公開

 

国立国際医療研究センター病院のAMR臨床リファレンスセンターは“都道府県別の抗菌薬販売量データ”および“耐性菌・感染症の推移”、“分類別の抗菌薬使用量”に関するデータを初公開しました。

都道府県別抗菌薬使用量サーベイランス

耐性菌・感染症・抗菌薬の使用量推移

~都道府県別抗菌薬使用量サーベイランス~

都道府県別に抗菌薬の販売量を集計したデータです。抗菌薬使用量は人口1000人、1日あたりの各抗菌薬の販売量を抗菌薬が通常1日で使用される量の目安(DDD)で除した数値で示されています。

 

データを見てみると、マクロライド系の使用量が一番多く、次いでペニシリン以外のβラクタム(セフェム等)、キノロン系、ペニシリン系という順になっています。

 

都道府県別の使用量では、使用量が多い順に、石川県、徳島県、大分県、東京都と続きます。特に石川県では経口セファロスポリン系の使用量が多く、大分県ではマクロライド系の使用量が突出しています。徳島県はフルオロキノロン系の使用量が1位となっています。

 

都道府県別のデータに関しては販売量(使用量)のデータのみ開示されております。抗菌剤の使用量と耐性菌の発生率といったデータは示されておりませんが、一つの指標として活用できるかもしれません。

 

~耐性菌・感染症・抗菌薬の使用量推移~

ヒト、動物、食品及び環境等から分離される薬剤耐性菌に関する統合的なワンヘルス動向調査でまとめられています。

 

(ワンヘルス(One Health)とはヒトの健康を守るためにはヒトも動物も環境も同じように健康であることが大切であるという考え方です。)

都道府県別抗菌薬使用量サーベイランス

耐性菌・感染症・抗菌薬の使用量推移

日本における経口抗菌薬販売量

1位:マクロライド系(33%)

2位:第三世代セファロスポリン系(24%)

3位:キノロン系(19%)

4位:スルファメトキサゾール/トリメトプリム(7%)

5位:広域ペニシリン系(6%)

 

日本における非経口抗菌薬販売量

1位:βラクタマーゼ阻害剤配合ペニシリン系(31%)

2位: 第3世代セファロスポリン系(17%)

3位:第1世代セファロスポリン系(10%)

4位:第2世代セファロスポリン系(9%)

5位:カルバペネム系(9%)

 

さらに、クラビットに対する大腸菌の耐性獲得率や、ペニシリン系・セファロスポリン系抗菌薬に対するMRSA率などが開示されております。

 

同ホームページでは、薬剤耐性菌・院内感染対策・海外での薬剤耐性対策などの情報も開示されており抗菌薬の使用に関する指針が示されています。

「薬剤耐性ワンヘルス動向調査」 都道府県別抗菌薬使用量(販売量)集計データ国内初発表

©AMR臨床リファレンスセンター

都道府県別抗菌薬使用量サーベイランス

耐性菌・感染症・抗菌薬の使用量推移

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