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ロキソニンテープは何枚まで貼ることができるのか

ojiyaku 0
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ロキソニンテープは何枚まで貼ることができるのか

「ロキソニンテープは1日何枚まで貼っても問題ないんですか?」と患者様からご質問をいただくことがあります。ロキソニンテープの添付文書には具体的な枚数が記載されておりませんので、同じ成分の内服薬の服用上限値を利用して湿布薬の使用枚数制限を計算してみました。

モーラステープをはがすタイミングについて

モーラステープ1日何枚まで貼ることができるか
体内に入ってきた薬の総量(AUC)を排出するために必要な労力を数値化して表示する方法で検討します。痛み止めとしての効き目の評価ではないことをご了承ください。データはすべてインタビューフォームから引用しております。

○ロキソニン錠
ロキソニンはプロドラッグです。Trans-OH体に代謝されてからNSAIDSとしての効果があらわれます。第一三共へ確認したところ、内服薬のロキソニン錠は肝臓を経てTrans-OH体へ変わって知鎮痛作用を示します。一方、外用薬のロキソニンは皮膚や骨格筋でTrans-OH体に変わって鎮痛作用を示すことを確認しました。(皮膚や骨格筋でどのように代謝されているかは不明です)。そこでロキソニンについて考える場合はtrans-OH体の量(実際に効き目がある成分)で考えてみます。

ロキソニン1錠:血中に入ってきた薬の総量2020ng/ml(AUC)
ロキソニン60mgは適宜増減範囲を含めると1日3回1回2錠(合計6錠)まで服用可能と考えられます。血中に入ってきた薬の総量を計算するときに単純に6倍とはならないのですが、1日にロキソニン錠を6錠使用した時のAUCデータがなかったためロキソニン錠1錠を1日6回飲んだものとして計算します。 
ロキソニン(内服薬):2020ng/ml×6=12120ng/ml
添付文書の拡大解釈なのですが1日12120ng/mlのロキソニンを取り込んでも肝臓腎臓を経由して体外へ排泄可能であると仮定します。

ではロキソニンテープについて使用枚数を検討します。
ロキソニンテープ100mg2枚(200mg)を24時間貼付すると、血中に入ってきた薬の総量はおよそ450ng/ml(AUC)(インタビューフォームの5日間使用量の平均値として概算しました)程度と考えられます。ロキソニンは最大12120ng/mlまで体内に取り入れることが可能ですので、ロキソニンテープ100mgは1日最大54枚まで貼付しても、肝腎を経由して排泄可能な量であることが分かりました。

モーラステープをはがすタイミングについて

モーラステープ1日何枚まで貼ることができるか

ロキソニンがプロドラッグであるため、trans-OH体換算で上記の計算をすると1日54枚という参考値のような数値が算出されました。この背景には外用薬のロキソニンは貼付部位の皮膚や骨格筋で代謝をうけてtrans-OH体へ変換されるためです。

連日ロキソニンテープを貼り続けると、貼付部位の皮膚や骨格筋は連日にわたりロキソニンをtrans-OH体に代謝し続けることになります。代謝をし続けることによる皮膚への侵襲性、皮膚障害の副作用に関する記載はありませんので大丈夫なのだと解釈します。

また、ロキソニン錠60mgを1日3回飲んで(2020ng/ml×3)、ロキソニンテープ100mgを1日2枚(450ng/ml)貼るという処方は整形領域でよく目にします。AUCを算出しますと、合計で6510ng/mlのtrans-OH体が1日で血中に流れ込む計算となります。ロキソニンの上限値12120ng/mlと比べますと半分程度です。ロキソニン錠とロキソニンテープの組み合わせは、ボルタレンに比べると安全域が広いのかもしれません。

モーラステープをはがすタイミングについて

モーラステープ1日何枚まで貼ることができるか

ロキソニンの外用薬に関しては参考値程度の認識として捉えます。




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