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コンタクトレンズをした状態でムコスタ点眼液をした時の効果について

ojiyaku 1
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コンタクトレンズをした状態でムコスタ点眼液をした時の効果について

 

ドライアイ治療薬としてムコスタ点眼薬が処方されることがあります。ムコスタ点眼薬には防腐剤が含まれていないためコンタクトレンズの上からでも点眼することができます。製造している大塚製薬のホームページによると、「ハードコンタクトレンズへの吸着は報告されていない。ソフトコンタクトレンズでは、わずかに吸着することがある。目に違和感を感じた場合は眼科医に相談ください」と記してあります。そのためハードコンタクトレンズ・ソフトコンタクトレンズともに使用して問題はなく、違和感がある場合は医師に相談という感じです。

ムコスタ点眼液を使用することでムチン層が安定したデータ

ドライアイの定義と診断基準

ムコスタ点眼薬は目の表面の涙の膜の中の「ムチン層」を丈夫にするはたらきがあります。ムチンの分泌/再生促進、修復・保護といった作用によりドライアイを改善します。1日4回、2週間使用することで効果が出始める薬となっています。

 

ソフトコンタクトレンズを使用している患者さんがムコスタ点眼薬を使用すると、目の表面のムチンが増加するかについて調べてみると、眼に不快感がある16人のソフトコンタクトレンズ着用者が1日4回、両目に1滴ずつレバミピド点眼液を2週間使用した時のデータでは、角膜表面のムチンの濃度が有意に増加していることが確認されています。(ムチンの指標であるシアル酸濃度が点眼を続けるたびに増加していることと、角膜に結合しているムチンをF-WGA蛍光強度によって測定したところ増加が確認されていること、涙液タンパク質では分泌型IgAが増加していることから角膜表面のムチン濃度が増えていると評価されています)この結果から、ソフトコンタクトレンズをした状態でムコスタ点眼液を使用することはムチン層の増加によりドライアイを改善することがわかります。

 

上記とは異なる報告でもソフトコンタクトレンズを使用したドライアイ患者20人を対象としてムコスタ点眼液を1日4回、4週間点眼したところ、涙液層が安定して、角膜表面の改善が確認されたと報告されています(涙液層が壊れやすくなるとドライアイが悪化する)

ムコスタ点眼液を使用することでムチン層が安定したデータ

ドライアイの定義と診断基準

注意点としては、点眼直後に苦い味を感じることがある点と、目薬自体が白濁しているため点眼直後に目がかすむ(うっすら白く見える)点です。苦み、目のかすみについてはいずれも一時的なものですので問題はありません。

涙液層の安定

 

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