スタレボ配合錠とアゾルガ配合懸濁性点眼液を製造販売しているノバルティスファーマのホームページを確認したところ11月11日に以下のようなお知らせがありました。
「スタレボ配合錠L50/L100」は12月上旬以降、供給が滞る可能性がございます。
「アゾルガ配合懸濁性点眼液」は11月中旬以降、供給が滞る可能性がございます。
その理由としては、製品の原薬を海外の工場で製造しているが、医薬品製造に関する海外当局による調査後の更新手続きが完了しておらず、本原薬を用いた製剤の出荷が滞っているためとしています。
当該製造所の医薬品製造に関する更新手続きが完了するまでの間、新たに本製品を出荷することができないため、国内でも欠品する可能性が出ており、現在のところ、具体的な供給再開時期は判明していない。目処が立ち次第、改めて案内する予定
上記の内容を見る限り、「原薬があるが、原薬調査後の更新手続きが終わらないため、その原薬を使用してつくった製品の出荷ができない」という状況のようです。海外で作っているため、製造している当局の仕事次第といった感じでしょうか。