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フオイパン錠100mg出荷調整

フオイパン錠100mg出荷調整(4/15)

小野薬品が販売しているフオイパン錠100mgが新型コロナウイルス感染症の治療薬候補として注目されて以来、出荷量が前年度比で70%増となったことを受け4月8日以降、出荷調整を行うことがわかりました。

またフオイパン錠のジェネリック医薬品を製造しているメーカーのうち、ニプロも出荷調整を行っており新規受注を受け付けていないということです。

メプチン錠50μg、メプチンミニ錠25μgのジェネリック医薬品(プロカテロール)が販売中止

メプチン錠のジェネリック医薬品を販売する「トーワ」「サワイ」「日医工」は原薬メーカーの製造中止に伴い販売を中止することを医療機関に通知しました。

これによりメプチン錠50μg、メプチンミニ錠25μgの後発医薬品がなくなります。

(販売中止の理由として、新型コロナウイルスは関係ないとしています)

東和薬品「バルサルタン」およびその配合剤を出荷調整(2020/4/6)

東和薬品は、バルサルタン錠およびその配合錠について、出荷調整を行うことを医薬品卸に伝えました。

バルサルタンの原薬は日本国内およびインドで調達しているのですが、インドからの原薬輸入が、新型コロナウイルスの影響で難しくなったためとしています。

今後は、バルサルタン錠およびその配合錠について、新規顧客への注文は控えるとしています。

出荷調整が行われるのは以下の品目です。

バルサルタン錠/バルサルタンOD錠

アムバロ配合錠/アムバロ配合OD錠

バルヒディオ配合錠

トラネキサム酸「YD」(2020/3/25)

2020年3月25日、陽進堂は「トラネキサム酸錠250mg「YD」、「トラネキサム酸錠500mg「YD」の2製品について、新型コロナウイルスの影響により、原薬メーカーからの原薬供給量が不十分な状況が続いているために出荷調整することを同ホームページに公開しました。

陽進堂「トラネキサム酸錠「YD」が原薬不足で出荷調整

 

同ホームページには、2020年7月以降は安定供給ができる見通しと記されています。

トラネキサム酸錠・カプセル(250mg/500mg)を販売しているジェネリックメーカーとしては以下の製品があります。

(ジェネリックメーカーでトラネキサム酸500mgを製造販売していたのは陽進堂だけでした。)

tanexamic-acid-yd

トラネキサム酸カプセル250mg「NSKK」(日本新薬)

トラネキサム酸錠250mg「三恵」(三恵薬品)

トラネキサム酸錠250mg「日医工」(日医工)

リカバリンカプセル250mg(旭化成ファーマ)

トランサミン錠250mg

トランサミン錠500mg

トランサミンカプセル250mg

 

 

ojiyaku

2002年:富山医科薬科大学薬学部卒業