厚生労働省は2024年6月薬価収載予定の後発医薬品を承認しました。新たに後発医薬品として承認されたのは4成分です。
筋弛緩薬:スガマデクス静注液200mgシリンジ(先発:ブリディオン静注):7社が承認。丸石製薬がAG
爪白泉治療薬:エフィナコナゾール爪外用液10%「科研」(AG)(先発:クレナフィン爪外用液)
月経困難症治療薬:レボエチ配合錠JE「あすか」:(先発:ジェミーナ配合錠)
緑内障・高眼圧証治療薬:リパスジル点眼液0.4%「KOG」(AG)(先発:グラナテック点眼)
クレナフィン爪外用液・グラナテック点眼の後発品は1社発売のAG薬ですので、他社の追随がないのであれば、発売されるかどうかは不明ですね。
その他の品目としては2023年12月に既に薬価収載されているトレリーフOD錠のジェネリック医薬品「ゾニサミドOD25mg/50mgTRE」を14社が承認されました。尚、トレリーフODのAG薬である「ゾニサミドOD錠25mg/50mgTRE「SMPP」は2024年2月20日、一足早く発売となります。
低亜鉛血症治療薬「ノベルジン」の顆粒剤の承認を沢井とダイトが取得しています。ダイトがAG薬です。