タリオンのAG薬が2018年3月1日発売/リピディルのGEは1月26日発売

タリオンのAG薬が2018年3月1日発売/リピディルのGEは1月26日発売

 

タリオン錠・タリオンOD錠のAG薬(先発品と同じ成分のGE薬)が2018年3月1日にニプロから発売開始となります。

ベポタスチンベシル酸塩錠「タナベ」はAG薬ですので、有効成分・原薬・添加物などが先発品のタリオンと全く同じ後発医薬品です。薬価はタリオンの半額です。

 

タリオン錠5mg・OD錠5mg:38.3円

ベポタスチンベシル酸塩錠5mg「タナベ」・OD錠「タナベ」:19.2円

抗ヒスタミン剤ルパフィンとクラリチンの違い

タリオン錠10mg・OD錠10mg:46.4円

ベポタスチンベシル酸塩錠10mg「タナベ」・OD錠「タナベ」:23.2円

 

パッ見ですがメリスロン錠のジェネリック医薬品

“ベタヒスチンメシル酸塩錠”と“ベポタスチンベシル酸塩錠”が似ている気がするので調剤をするときは注意しようかと思いました。

 

さらに2018年に発売開始となるGEとしては

ルパフィン錠とデザレックス錠の比較

2018年1月10日(水曜日)

グレースビット錠50mgのGE薬“シタフロキサシン錠50mg「サワイ」“が発売開始となります。

特徴

・先発品と錠剤径が同じ(7.7mm)

・シートの裏面に「抗菌剤」という文字が入っている

・グレースビットの薬価が216.7円であるのに対し、GE薬は92.5円と半額以下

2018年1月26日(金曜日)

リピディル/トライコア錠のGE“フェノフィブラート錠53.3/80mg「武田テバ」”が発売開始となります。

特徴

・有効成分フェノフィブラートが水に難溶性であるが、製剤化における溶出性を工夫することで医薬品の開発に成功

・錠剤両面に製品名および含量がレーザー印字されている

・フェノフィブラート錠53.3mg「武田テバ」は先発品に比べてPTPシートが小さい

・フェノフィブラート錠53.3/80mgの外観はいずれもリピディルに似ている

薬価

リピディル/トライコア錠53.3mg:28.4円

フェノフィブラート錠53.3mg:16.7円

リピディル錠80mg:37円

トライコア錠80mg:36.9円

フェノフィブラート錠80m「武田」:21.8円

 

フェノフィブラート錠「武田テバ」の薬価に関しては、既に収載されているフェノフィブラートカプセル67mg/100mg「KTB」を参考に設定されています。

抗ヒスタミン剤ルパフィンとクラリチンの違い

ルパフィン錠とデザレックス錠の比較

ojiyaku

2002年:富山医科薬科大学薬学部卒業