沢井製薬が後発医薬品の共同開発情報を開示

沢井製薬が後発医薬品の共同開発情報を開示

2019年12月発売となった後発医薬品に関して、沢井製薬は共同開発情報をインタビューフォームで開示しています。

新規で後発医薬品が発売される際、複数の製薬メーカーから後発医薬品が一斉発売されます。各メーカーから発売された後発医薬品の添付文書を見てみると、中には薬物動態が全く同じだなぁという製品があることに気づきます。2019年12月発売の製品で言いますと、イメンドカプセルのジェネリック医薬品で「アプレピタントカプセル「サワイ」」と「アプレピタントカプセル「NK」」の添付文書に記されている薬物動態は、まったく同じですので、同一製品であることがわかります。

sawai-kyoudou

これまでも、薬物動態が全く同じ後発医薬品は数多くありましたが、対外的に開示する義務はありませんので、公にはされておりませんでした。しかし2019年12月発売の後発医薬品から「沢井製薬が」共同開発情報をインタビューフォームに開示しました。

 

共同開発情報を開示するに至った経緯としては、厚生労働省が「共同開発情報を開示しましょう」という意向を日本ジェネリック製薬協会へ伝え、ジェネリックメーカーのトップランナーである沢井製薬が、これに対応したためと思われます。今後、他の製薬メーカーもこれに追随してもらえると、ジェネリック医薬品を選ぶ方・使う側の医療機関にとってはいいのかもしれません。

アプレピタントカプセル「沢井」のインタビューフォームには以下の文言が記されています。

「本剤は、後発医薬品として、沢井製薬株式会社、日本化薬株式会社の計2社が共同開発を実施 した。下記通知に基づき、製造方法並びに規格及び試験方法を設定、安定性試験、生物学的同 等性試験を実施し、共同グループとして実施したデータを共有し、承認を得て上市に至った。」

 

 

 

 

ojiyaku

2002年:富山医科薬科大学薬学部卒業