SBIラップ2023年2月04日運用成績
2023年2月4日のSBIラップ資産比率は2023年1月14日と変化はありませんでした。
資産額は1週間前と比較して0.8%増です。
さて、米国経済は2月2日のFOMCを無難に通過し、政策金利も予想通り0.25%上昇という結果となりました。
S&P500はこの1週間で1.65%上昇、NASDAQは3.3%上昇となり,前週につづいて高い上昇となりました。
SBIラップは依然として米国株ではなく新興国株の保有比率を高い状態で維持しています。
その背景はわかりませんが、年初来の上昇率を比較してみると、2023年に入りS&P500が11.6%上昇しているのに対して、新興国株VWOは12%程度上昇していますので、米国株がダメという解釈ではなく、新興国株の方が伸びしろがあると解釈しているのかもしれません。
米国株・先進国株・新興国株という3株式の保有率の合計は55%、米国債券・米国ハイイールド債券・新興国債券という3債券の保有率の合計は23%です。
SBIラップは2022年4月に開始しているため、まだ過去の実績といっても9カ月しかデータはなにわけで、何とも言えないのですが、この9カ月間の中で株式にリスクONしていた時の株式・債券の保有率は3株式の保有率合計66%、3債券の保有率合計10%でした(2022年8月)
上記のリスクONとしたときと比較すると、2023年2月現在の状況は債券比率を上げているため、SBIラップとしては全力でリスクONというわけではないように見て取れます。
2月2日のFOMC声明の要約としては「インフレはやや和らぐ」「継続的な利上げは適切」利上げ停止時期については言及はしていませんが、マーケットとしては利上げ停止が近いと受け止めるムードとなりました。
相場の潮目がかわるか?
直近1週間のおもな経済指標(Investing.comカレンダー)
2/1:ADP非農業部門雇用者数(1月):106K(予想170K) 予想を下回っている。雇用者が少ない=失業者が増えている=株価↑
2/2:FOMC声明:政策金利は予想通り0.25%の利上げ、利上げ打ち止め時期が近いと予想される
2/3:非農業部門雇用者数(1月):517K(予想185K)
2/4:ISM非製造業指数(1月):55.2(予想50.4)
来週以降の米国経済指標
2/8:FRBパウエル議長発言
2/9:失業保険申請件数:(予想194K)
SBIラップ2023年1月28日運用成績(2023/01/28)
2023年1月28日のSBIラップ資産比率は2023年1月14日と変化はありませんでした。
資産額は1週間前と比較して2.9%増です。
SBIラップの評価としては米国株式保有率が17%となっており、依然として低い状態が続いてます。
一方で、2023年1月21~28日の1週間で、S&P500は2.4%上昇、NASDAQは4.58%上昇と高い伸びを示しました。どうなんでしょうね。
SBIラップは1月14日に米国株の下落を予想したのか、米国株保有比率を29%→17%まで減少させたわけですが、1月14日以降米国株は上昇を続けています。
この伸びがどこまで続くか・・・わかりません。
直近のイベントを確認してみると、個人消費支出物価指数(前年比)は5.5%の予想に対して5%と低く、前月比も0.2%の予想に対して0.1%と低い数値となりました。
消費が下がっているということが株価を押し上げている要因と考えます。
コアPCE物価指数(前月比12月)は予想0.3%に対して、実際も0.3%でしたので予想通りでした。
PCEの前年同期比は前年比でどんどん下がってきているものの、5%台はまだまだ高い水準であり、目標の2%台から見ると高い水準にあります。
米国では物の価格(-0.7)は下がってきているものの、サービスの価格(+0.5)は人件費が加味されるため高い状態が維持されています。
このあたりが今後のインフレへどのような影響を与えるかフォローしていきます。
直近1週間のおもな経済指標(Investing.comカレンダー)
1/27:新築住宅販売戸数(12月):616K(予想617K)
1/27:コアPCE物価指数(前月比12月):0.3%(予想0.3%)
来週以降の米国経済指標
2/1:ADP非尿業部門雇用者数(1月):(予想170K)
2/2:FOMC声明
2/2:政策金利発表
2/3:非農業部門雇用者数(1月):(予想185K)
SBIラップ2023年1月21日運用成績(2023/01/21)
2023年1月21日のSBIラップ資産比率は2023年1月14日と変化はありませんでした。
生産者物価指数やコア小売売り上げ高が前月比でマイナスとなったことを受けて、景気後退(デフレーション)の傾向にトレンドが進む?ということでしょうか。
生産者物価指数がマイナスとなるのは2022年8月および9月以来です。指数が開示されるのは翌月の中旬であるわけですが、2022年9月~10月のS&P500指数は大きく下げているんですよね。
投資塾ゆうさんのTwitterには「CPIがピークアウトしたため、現在リセッション(景気後退)の中にいる」という記載がありましたので、株価の推移がきになるところです。

SPY
直近1週間のおもな経済指標(Investing.comカレンダー)
1/18:コア小売売上高(前月比):-1.1%(予想-0.4%)
1/19:失業保険申請件数:190K(予想212K)
1/21:中古住宅販売戸数(12月):4.02M(予想:3.96M)
来週以降の米国経済指標
1/27:新築住宅販売戸数(12月):(予想614K)
1/27:コアPCE物価指数(前月比12月):(予想0.3%)
米国株保有比率が過去最低へ!SBIラップ2023年1月14日運用成績(2023/01/14)
2023年に入り、株価は順調に推移していますね。
資産額は1週間前と比較して2.3%増です。
しかし、SBIラップのAIは米国保有に暗雲を感じている様です。以下をご覧ください。

2023-1-14-sbi-rap
米国株式の保有比率が29%→17%まで減少しました。
相対的に新興国株式の保有比率が22%→31%へ増加し、米国債券の保有比率が5%→11%へ増加しました。
どうでしょうね、直近の経済指標としては消費者物価指数やCPIが予想通りの結果となり、サプライズなく、株式市場は堅調な増加で推移しているのですが・・・
金利は円高方向に進んでおり一ドル128円程度まで円高が進んでいます。米国株式を保有している私としては、株価は上昇しているが円高に傾いているため資産額としては上昇は期待できないですね。
経済サイクルとしては逆金融相場から逆業績相場へ移行時期だと仮定すると、中間反騰として株価が上昇している可能性も頭の片隅に置いておいていいのかも知れません。
2022年の推移を見ますと、SBIラップの米国株式の保有比率が下がると、その後株価の低下が生じています。来週あたり株価の低下があるんでしょうか。

SBI-rap-SP500
直近1週間のおもな経済指標(Investing.comカレンダー)
1/12:コアCPI(前月比):0.3%(予想0.3%)
1/12 消費者物価指数 (前年比) (12月) :6.5%(予想6.5% )
1/12 消費者物価指数 (前月比) (12月) :-0.1%(予想0.0% )
1/12 失業保険申請件数 :205K(予想220K)
来週以降の米国経済指標
1/18:コア小売売上高(前月比):(予想-0.4%)
1/19:失業保険申請件数:(予想212K)
1/21:中古住宅販売戸数(12月):(予想:3.95K)
SBIラップ2023年1月7日運用成績(2023/01/07)
2023年1月7日のSBIラップ資産比率は2023年1月1日と変化はありませんでした。
資産額は1週間前と比較して1.2%増です。
直近1週間のおもな経済指標(Investing.comカレンダー)
1/5:ISM製造業購買担当者景気指数(12月):48.4(予想48.5)
1/5:ADP非農業部門雇用者数(12月):235K(予想145K)
1/6:非農業部門雇用者数(12月)223K:(予想200K)
1/7:ISM非製造業指数(12月)49.6:(予想55)
一方で、ADP非農業部門雇用者数が予想を大きく上回る223Kという結果となりました。
まだまだ企業は働き手を求めているという結果です。売り手市場は賃金上昇につながりますのでインフレーションの一端を担うという意味では、FRBの本質的な狙いとは相反する結果となっています。
注意)米国巨大IT企業のメタやAmazon、ツイッターなどの企業では5000~1万人規模の人員削減を行っていますので、これらの雇用削減が数値として出てくるのはもう少し先でしょうか。
来週以降の米国経済指標
1/10:パウエル議長の発現
1/12:コアCPI(前月比):(予想0.3%)
1/12 消費者物価指数 (前年比) (12月) :(予想6.5% )
1/12 消費者物価指数 (前月比) (12月) :(予想0.1% )
1/12 失業保険申請件数 :(予想220K)
SBIラップ2023年1月1日運用成績(2023/01/01)

sbi-rap20230101
あけましておめでとうございます。
今年も当ブログでは、SBIラップの運用成績を週に1回程度更新して参ります。保有比率に変動があった場合は、逐一記録を残していく所存ですので、皆様の資産運用の一部になりますことをお祈り申し上げます。
2022年4月~12月までのSBIラップの運用成績を改めて見返したところ、米国株の保有比率の変動とその後のS&P500株価指数の上下に変動とに一定の相関があるのでは?と感じました。そこで2023年は米国株保有比率の変動後に、「短期予想」を書き記し、その先1~2カ月のS&P500株価指数の値動きをフォローしてみたいと思います。
(個人的な考察であり、参考にはなりませんのでご配慮ください)
直近では、2022年12月10日に米国株の保有比率が46%→29%へ減少しています。17%減ですね。
一つの指標として米国株保有比率が10%減少したら1カ月程度株価が減少すると仮説を立ててみます。(あくまで個人的な感想です)
S&P500は2022年12月1日に直近高値を付けて以降、ずるずると低下しています。この下落がいつごろまで続くかはわかりませんが、1月末から2月中旬ころにSBIラップの米国株保有率が上昇し、その後株価も上昇することを予想します。
株価は誰にも予想できないことは承知しておりますが、AIならば・・・という淡い期待をいだいて直近予想を明文化しておきます。
直近1週間のおもな経済指標(Investing.comカレンダー)
12/29:失業保険申請件数:225K(予想225K)
12/29:中古住宅販売保留(前月比):-4%(予想:-0.8%)
来週以降の米国経済指標
1/5:ISM製造業購買担当者景気指数(12月):(予想48.5)
1/5:ADP非農業部門雇用者数(12月):(予想145K)
1/6:非脳病部門雇用者数(12月):(予想200K)
1/7:ISM非製造業指数(12月):(予想55)