武田テバが販売を中止するGE103品目のリスト

武田テバが販売を中止するGE103品目のリスト

武田テバファーマと武田テバ薬品は2018年3月末で103品目の販売を中止することをホームページ上で公開しました。

販売中止の理由は「将来的な安定供給が困難」としていますが、実際は武田テバファーマと武田テバ薬品とで重複販売している同一成分・同一剤形の医薬品49品目を統一することが狙いなのではないかなぁと私は感じました。

武田薬品が武田テバファーマと武田テバ薬品という2つのジェネリックメーカーを子会社化しているわけですが、その理由は薬価基準制度のルールにあります。
「1メーカーは同一成分・同一効果の2製品を製造販売することができない」というルールです。

テバ製薬は太洋薬品工業と興和テバを統一してできた会社であり、そのテバ薬品を武田が合併した経緯があります。これらの経緯があるため、「タイヨー」「テバ」「TYK(大洋と興和テバの合併名)という屋号を残しながら、同一成分・同一剤形の医薬品販売を続けていたわけですが、販売を続けるにあたり武田テバファーマ/武田テバ薬品という2つの会社に重複している医薬品を振り分けなければなりませんでした。

武田テバの業務改善のあおりを受けて重複販売をしていたこれらのGEと、売り上げがよくないGEの販売を中止することとなったように私は感じます。

~販売中止リスト~
アスピリン腸溶錠100mg「タイヨー」
アセトアミノフェン錠200mg(TYK)
アムロジピン内用ゼリー2.5mg/5mg「TYK」
アラセプリル錠12.5mg/25mg/50mg「タイヨー」
アルファカルシドールカプセル0.25μg/0.5μg/1μg/3μg「タイヨー」
アンブロキソール塩酸塩細粒1.5%「タイヨー」
イプリフラボン錠200mg「テバ」
インダスト点滴静注用0.25g/0.5g
オキシブチニン塩酸塩錠1mg/2mg/3mg「タイヨー」
オフロキサシン点眼液0.3%「SN」
グリベンクラミド錠1.25mg/2.5mg「タイヨー」
グリメピリド錠1mg/3mg「タイヨー」
ケトチフェンシロップ0.02%「TYK」
ザルトプロフェン錠80mg「テバ」
サルポグレラート塩酸塩錠50mg/100mg「TYK」
ジソピラミドカプセル50mg/100mg「タイヨー」
シプロフロキサシン点滴静注液200mg/300mg「タイヨー」
ジルチアゼム塩酸塩錠30mg/60mg「タイヨー」
ストマチジン錠200mg/400mg
ストマルコンD錠10mg/20mg
スプラタストトシル酸塩カプセル50mg/100mg「テバ」
セフジニル細粒小児用10%「タイヨー」
ソレントミン錠0.25mg
ツロブテロールテープ0.5mg/1mg/2mg「SN」
テオフィリン錠50mg/100mg/200mg「TYK」
テモカプリル塩酸塩錠1mg/2mg/4mg「タイヨー」
テルミシールクリーム1%
テルミシール錠125mg
トスフロキサシントシル酸塩錠75mg/150mg「TYK」
ニザチジンカプセル75mg/150mg「タイヨー」
ニソルジピン錠5mg/10mg「テバ」
ノードマントローチ0.25mg
パイペラック錠100mg/200mg
ビカルタミド錠80mg「TYK」
ピナジオン錠10mg/20mg
フラゼミシン静注用0.5g/1g/2g/点滴静注用2gキット
プランルカストDS10%「TYK」
ブロムヘキシン塩酸塩シロップ0.2%「タイヨー」
ベグリラート錠0.2mg/0.3mg/OD錠0.2mg/0.3mg
ベニジピン塩酸塩錠2mg/4mg/8mg「TYK」
ヘパリン類似物質ゲル0.3%「テバ」
ポドニンS配合顆粒
マニカロット錠5mg/10mg/20mg
マリレオンN錠5mg
メキタジン細粒0.6%「タイヨー」
メナテトレノンカプセル15mg「SN」
メバトルテ錠5/10/細粒0.5%/1%
メルブラールカプセル300/粒状カプセル300mg/600mg/900mg
モネダックス錠50mg
リスペリドン錠1mg/2mg/3mg/細粒1%「タイヨー」
リビリスター錠100
リマプロストアルファデクス錠10μg「テバ」
レマルク錠50/100
ロラタジン錠10mg「TYK」

販売中止リストを、ざっくり確認しましたが、私としてはそれほど大きな影響はありませんでした。上記品目から他社製品へ変更する際に注意が必要な品目があるとすると
テオフィリン錠「TYK」をユニコン錠/テオフィリン徐放U錠へ間違って切り替えないこと
かなぁと感じました。

武田テバ53成分103品目のジェネリック医薬品を販売中止

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ojiyaku

2002年:富山医科薬科大学薬学部卒業