2024年12月発売予定のジェネリック医薬品(2024/8/16)
追記:2024年12月6日(金曜日)に初後発品が発売となります。
該当品目
エクア(ビルダグリプチン)
オングリザ(サクサグリプチン)
イグザレルト錠/OD錠(リバーロキサバン):AGあり
ロス―ゼット配合錠(エゼチミブ・ロスバスタチン)
スーテントカプセル(スニチニブリンゴ)
プラケニル錠(ヒドロキシクロロキン):AGあり
ハラヴェン静注(エリブリンメシル):AGあり
ロゼックスゲル(メトロニダゾール)
アレジオンLX点眼(エピナスチン塩酸塩):AGあり
イグザレルト錠に関しては、先発品が非弁膜症性心房細動による塞栓症発症抑制、静脈血栓塞栓症の再発抑制、小児の適応があるのに対して、AG薬は2つ、他の後発品は1つ(非弁膜症性心房細動による塞栓症発症抑制)の適応しかありませんので注意が必要です。
厚生労働省は2024年12月の薬価追補収載に向けて、後発医薬品を一斉に承認しました。
今回承認される品目は2024年12月の発売が想定されます。
尚、後発品の薬価については、内服薬で収載希望が7社を超える場合は、先発医薬品の薬価の40%となります。
主な品目を以下に記します。エクセルファイルをダウンロードすることができますので、必要な方はご自由にお持ちください。
2024-12-GE
エクア(DPP4阻害剤):9社が参入します。薬価は先発の40%程度となる見通しです。
沢井製薬、全星薬品、辰巳化学、東和薬品、日新製薬、日本ジェネリック、キョーリンリメディオ、、ダイトニプロ、
イグザレルト(抗凝固薬):6社が参入(既にバイエルの子会社はAG薬を承認済み)
全社がOD錠の10mgと15mgの2規格を取得し、それに加えて沢井は普通錠の2規格も取得しています。
沢井製薬、東和薬品、日医工、辰巳化学、日本ジェネリック、ニプロ
尚、上記6社が承認された適応症は
非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制のみです。
バイエルの子会社が2022年2月に承認されたAG薬は
非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制
深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症の治療及び再発抑制
という2つの適応症の承認を取得取得しています。
ロス―ゼット(高脂血症治療薬):沢井・日本ジェネリックの2社が取得「エゼロス配合錠」
オングリザ(DPP4阻害薬):沢井1社のみ
アナペイン(局所麻酔薬):テルモ1社のみ
スーテント(抗がん剤):日本化薬1社のみ
サムチレール(ニューモシスチス肺炎治療薬):三和化学1社のみ
プラケニル(エリテマトーデス治療薬):沢井・第一三共エスファの2社が取得
アコファイド(機能性ディスペプシア治療薬):ゼリアップ1社のみ(AG)