おじさん薬剤師の日記

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コロナウイルス

イスラエルの新規感染者数がピークアウトか?(2021/9/11)

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イスラエルの新規感染者数がピークアウトか?(2021/9/11)

ワクチン先進国イスラエルにおける新型コロナウイルスの感染状況を毎週確認しております。

2021ね9月9日時点の新規感染状況を確認してると以下の図のように2021年9月2日をピークとして減少傾向にあることがわかります。

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まだまだ予断は許されませんが、2021年9月2日時点における新規感染者数が1万3000人を超えていたのに対して、1週間後の2021年9月9日時点では新規感染者数が6000~7000人程度まで減少していました。

8月1日から60歳以上を対象にスタートしている3回目のワクチン接種を、30代以上に拡大して接種を勧めたことが要因として考えられます。

8月後半における年齢ごとの新規感染者数のデータを示します。

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2021年8月28日時点のイスラエルにおける年齢別感染者数の割合です。

60~79歳および80歳以上で感染者数が減少していることに加えて、40~59歳における感染者数増加の傾きが緩やかになっていることがポイントと私は考えます。

イスラエル政府が8月中旬に3回目のワクチン接種者の年齢を30代以降と拡大したわけですが、その結果がでるのは9月上旬~と私は考えます。

そのため今後とも年齢別感染者数の割合を定期的に確認していき、20~39歳、40~59歳における新規感染者数が減少に転じるかを確認していきたいと感がています。

 

とはいえ、0~19歳のイスラエル国民に関しては、感染者数の増加が引き続き懸念されています。現在、新型コロナワクチンの接種年齢は12歳以上とされています。12歳未満の小児に関する接種は認められておりません。

ワクチンを製造しているファイザー社の見解によると、2021年8月末の時点において「5~11歳の小児に関するワクチン試験のデータが2021年9月末までの入手できる見込み。2~5歳の小児に関するデータも入手できる可能性がある」としています。

ワクチン接種に関するレスポンスが非常に速いイスラエル国ですので、2021年9月末のファイザー社のデータ公開次第では、5~11歳への小児への接種が開始されるかもしれません。

 

イスラエルの新規感染者数が過去最高に(2021/9/4)

 

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2021年9月4日、イスラエル国における新型コロナウイルス感染者数が過去最高人数を記録しました。1日の感染者数が13900人、1週間平均の感染者数が9801人です。

死者数および入院患者数に関しては、2021年1月のピーク時と比較して半数ほどではあるものの、予断を許さない状況です。

イスラエル政府は12歳以上の国民を対象として3回目のワクチン接種(ブースターショット)の提供を開始しました。

また、イスラエル保健省はファイザー社のワクチンに関して、2回目接種後の有効性は6カ月程度であり、その後は有効性がよわまるため追加接種(3回目の接種)が必要であると述べました。「3回目のワクチンを接種することで、感染リスクを1/10に抑えることができる」とイスラエル保健省は述べています。

イスラエルの人口構成比率は

0~14歳:27%

15~24歳:16%

25~64歳:47%

65歳以上:10%

と全人口に対する14歳以下の割合が多い国であるという特徴があります。

日本のような高齢化社会の国とは異なり、イスラエルは0~12歳の人口比率が高いため、、12歳以上を対象とした国民全体のワクチン接種率を見てみると60%以上は、なかなか上がりにくいという特徴があります。

イスラエルは人口920万人の国ですが、2021年9月時点でコロナワクチン2回接種を終えた人数は540万人、3回目の接種を置いた人数は210万人です。

ワクチンを2回接種してもデルタ株感染を抑えることはできない現状ですが、ワクチンを3回接種すると、一定の効果が得られることが示されています。

イスラエル政府のブレインであるEranSegal教授の見解では、ワクチン接種後は90%以上の有効性をしめすものの、半年ほど経過するころには30~40%程度まで有効率が低下することが示唆される。と述べています。

 

ブースターショット(3回目接種)に一定の効果あり(イスラエス)(2021年8月29日)

週に1回、このページではワクチン先進国であるイスラエルにおける新型コロナウイルス感染状況およびワクチン接種状況・政府の対応について最新情報を記しています。

ファイザー社ワクチン3回目接種(ブースターショット)に一定の効果あり!

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上図は2021年8月21日時点におけるイスラエル国の新形コロナウイルス年代別感染者数のデータです。

 

イスラエル政府は2021年8月1日より60歳以上を対象として3回目のワクチン接種を開始していました。ワクチン接種後に一定数の抗体が体内にできるまでには3週間を要します。3回目のワクチン接種から3週間が経過したわけですが、上図の年代別感染者数を確認してみると、60~79歳、80歳以上における感染者数が減少していることが確認できます。

60代以上の3回目ワクチン接種人数は8月16日時点でおよそ100万人、8月27日時点で187万人が3回目接種を終えているとしています。さらにイスラエル政府は3回目ワクチン接種者の年齢を60代以上→30代以上へと引き下げました。これにより、今後は各年代における感染者数の減少が期待されます。

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60代以上の感染者数が減少している期間(2021年8月15日~8月27日)におけるイスラエル国の感染者数を確認してみると、2021年8月27日時点の感染者数は、2021年1月のピーク時と同等数の感染者数が報告されています。一方で、死者数(下の図)を確認してみると、2021年8月27日時点の平均死者数は、2021年1月のピーク時と比較して半数程度の人数となっています。

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2021年9月に小中学校の新学期を迎えるため、イスラエル政府は若年者間にける感染者数の増加を懸念しています。

上記1週間の情報をまとめます。

・60代以上で3回目のワクチン接種(ブースターショット)を受けた年代では感染者数の減少が確認されました。

・30代以上の3回目ワクチン接種が開始されました。2021年9月中旬以降に30代の感染者数減少が期待されます。

・イスラエル国全体の感染者数は1週間平均で8000人を超えており、この人数は2021年1月(ワクチン接種が始まるころ)のピークと同程度です。

・全感染者数における0~19歳の年代の割合が依然として一番高く、2021年9月以降に新学期を迎えると、若年者間におけるさらなる感染拡大が懸念されます。

・死者数の割合は、2021年1月のピーク時と比較して半数程度となっており、ワクチン接種率が60%を超えていることが重症化リスクを低減

イスラエルでの感染拡大状況(2021年8月21日)

週に1回、このページではワクチン先進国であるイスラエルにおける新型コロナウイルス感染状況および政府の対応について最新情報を記します。

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新型コロナウイルスに新たに感染した人数は週平均で6500人を超えました。1週間前が5000人前後でしたので、確実に感染者数が増加しています。2021年1月のピーク時(8000人前後)に迫る勢いです。

一方で、死者数に関しては週平均死者数が21人と記されており、2021年1月のピーク時(週平均60人)と比較すると1/3程度となっています。感染者数の増加に対して死者数が1/3に抑えられている要因はワクチン接種を行っているためと解釈できます。

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2021年8月20日時点で、イスラエル政府の発表によると12歳以上のイスラエル国民のうち78%が2回のワクチン接種を終えている状況でありながら、人口100万人あたり毎日650人近くの新規感染者が発生している状況です(イスラエル人口は930万人です)。新規感染者のうち半数以上が2回のワクチン接種を終えた人であることから、デルタ型の感染力の強さが際立っているといえます。

MHS研究部に所属する医師(Tal Patalon)の見解では、イスラエルは世界に先駆けて2021年1月にワクチン接種を開始したわけですが、1月にワクチンを接種した人は、4月に接種した人と比較すると感染リスクが2.26倍高くなることが示されたと調査報告をまとめています。

上記の報告と過去にファイザー社からの報告は合致しており、ワクチンの効果は接種から半年ほどで減弱していくことを意味していると思われます。

イスラエル政府は2021年8月1日より60歳以上を対象として3回目のワクチン接種を開始していますが、先日よりその対象者を50歳以上のイスラエル国民へ拡大しました。2021年8月16日時点で100万人近くのイスラエル国民が3回目のワクチン接種を終えたことになります。

☆:ファイザー・バイオンテック社が3回目の接種(ブースターショット)の臨床データを米国食品医薬品局(FDA)へ提出しました。(2021/8/16)

2回目のワクチン接種を終えてから8~9カ月後の被験者を対象として、30㎍(1回目・2回目と同じ量)の追加接種を行った結果、3回目の接種を終えたグループは新型コロナウイルス(野生型)だけでなく、感染性の高いデルタ株に対しても、2回接種者と比較して、有意に高い中和抗体が体内にできていることが確認されたとしています。

(世界保健機関WHOは世界の人口の多くが1回目のワクチン接種さえ受けていない状況であるため、3回目のワクチン接種は控えるように訴えています)

イスラエル保健省が開示したデータによると、3回目のワクチン接種を終えた60以上の方は、2回接種の方と比較して、コロナ感染による入院リスクが半減したという予備データを開示しています。

具体的には、14万9144人を対象としてファイザー社のワクチンを3回接種した場合、2回接種者(67万5630人)と比較して86%の有効性を報告してます。

また3回目のワクチン接種を終えた4500人以上の被験者の副作用報告によると、副作用発現状況は2回目接種と比較して悪化はない、場合によっては軽いと報告されています。

 

上記内容を踏まえて、イスラエル国民にとってのコロナ対策は?と問われますと「半年に1回、最新のワクチンを打ち続けること」という回答になってしまいそうで恐ろしいです。

イスラエル国は新形コロナウイルスに対して、臨床データがない戦いをしている国であり、イスラエル保健省の開示データをもとに、ドイツやアメリカも3回目のワクチン接種に着手する方針を打ち出しています。

では、最後に今週のイスラエル国民の年代別感染者数を確認します。

 

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2021年8月14日時点において、0~19歳お感染者数が一番多く、次いで60~79歳、80歳以上という順番で新規感染者数が増えている状況です。

この年代別感染者数の人数推移データは、2021年8月14日のデータです。ページトップに記した「イスラエルの感染者数データ」は2021年8月19日のデータです。最新データで5日間のズレがあります。

この5日間でイスラエル国内の感染者数は増加の一途をたどっていますので、8月1日から60歳以上を対象として3回目のワクチン接種を行っており、接種から3週間後に体内の抗体量が増えると考えたとしても、感染者数の伸びに歯止めがかからないように思われます。

引き続き週に1回、最新データを確認していく予定です。

イスラエルでの感染拡大状況(2021年8月15日)

2021年8月15日時点におけるワクチン先進国イスラエルでの感染状況を確認しました。

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新規感染者数は2021年8月13日時点で、週平均5000人を超えており、2020年12月末のワクチン接種開始前のピーク(週平均8000人)と比較して60%にまで上昇しています。

2020年12月に関しては、その後にワクチン接種が開始され、急速に感染者数が減少した経緯がありました。

現状については、2021年8月1日から60歳以上の被験者を対象に3回目のワクチン接種(ブースターショット)が開始されました。ワクチン接種後、体内に抗体ができるまでには3週間ほどの期間を要しますので、8月末以降に60歳以上の方の感染者数が減少するかどうかがポイントとなります。

2021年8月15日時点における年齢別感染者数の割合は以下の通りです。

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感染者の重症例報告に関して、イスラエル政府の報道によると、

60歳以上のワクチン未接種者が重症となる割合は10万人あたり85.6例

60歳以上でワクチンを2回接種した方が重症となる割合は10万人あたり16.3例

ワクチンをうたなければ5倍以上の割合で重症化することが報告されています。

 

60歳未満の方に関しては、ワクチン未接種者が重症化する割合は1.4例

60歳未満の方でワクチンを2回接種後に重症化する割合は0.5例

とされており、ワクチンをうたなければ2.8倍の割合で重症化することが報告されています。

ワクチン接種により重症化の割合が低下する

イスラエルでの感染拡大状況(2021年8月8日)

2021年8月1日からイスラエルでは60歳以上の国民に対するブースターショット(3回目のワクチン接種)が開始されました。

これに続きドイツ・スウェーデン・英国でも9月以降に3回目のワクチン接種が予定されています。

(日本では2022年に3回目のワクチン接種をするかもしれないと大臣が発言しています)

・イスラエルにおける新たな感染者数:平均3100人/日(2021年8月6日時点):2021年1月ピーク時の30%程度の人数です

・イスラエルにおける死亡者数:平均7人/日:2021年1月ピーク時の10%程度の人数です

・イスラエルにおけるCOVID入院患者数:平均500人/日:2021年1月ピーク時の45%ほどの人数です

 

上記のデータを見る限り、国民ワクチン接種率が60%のイスラエルでさえ、新型コロナウイルス感染が拡大していることがわかります。

感染拡大(ピーク比30%)・入院患者数(ピーク比45%)と徐々に拡大していますが、死者数に関してはピーク比10%程度に抑えられています。

この背景にはワクチン接種により重症化例が少ないことや、若年者感染が多い事、また迅速な医療体制が背景にあるかと思います。

イスラエル保険種によると、60歳以上の25万人以上の方がブースターショット(3回目ワクチン接種)を摂取したとしています。(イスラエル国民の2%程度)

デルタ株の感染拡大をうけてイスラエル政府は2021年8月8日から

「ワクチンを接種したかどうか」「コロナ感染から回復し方どうか」「過去72時間以内に新型コロナ感染が陰性であったかどうか」を示す

”グリーンパス”を屋内・屋外のイベントに参加する際に必要というルールを設けました。

さらに、100人以上が参加する野外イベとではマスクが必要というルールも設けています。

他国に先立って、2020年末から2021年初めにワクチン接種したイスラエルでは、ワクチンの効果が低下している可能性があり、ブースターショット(3回目ワクチン接種)を行うことで、どの程度感染率が低下するかが今後の焦点となります。2021年8月末から9月中旬には、ブースターショットを終えた被験者の体内に抗体がつくられますので、コロナ感染が縮小されればと祈っています。

尚、全世界のワクチン接種状況を見てみると、世界全体でワクチンを2回接種した人の割合は2021年8月時点で約15%、1回以上ワクチンを接種した人の割合は約30%にとどまっています。

WHOの見解としては、世界のワクチン供給の不均衡が生じているため、少なくともブースターショット接種に関しては9月末まで見合わせるよう要求しています。

一方で、イスラエル政府は、現在治験中段階にあるブースターショットを、治験に先駆けてイスラエル国で実施している実情についてい「世界に大きく貢献している」と2021年8月5日に主張しています。

ファイザー社のワクチン2回目接種から2カ月後が有効性のピーク。それ以降は2カ月で6%有効性低下

新型コロナウイルス”デルタ株”の感染拡大が広がるイスラエルでは、政府が「60歳以上を対象にファイザー社ワクチンの3回目接種を8月1日より実施する」と感染拡大を防止するための対策を表明しました。

国民の60%がワクチン接種をおえているイスラエルの7月末時点における現状を記します。

2021年6月までは1日に平均感染者数を10~20人程度にコントロールしていましたが、2021年7月に入り感染が拡大し7月末時点では1日平均感染者数が1700~1800人程度まで増加しています。

年齢層別感染者の割合としては「0~19歳」が最も多く、次いで「60~79歳」、「80歳以上」という順になっています。

入院患者数に関しても増加傾向にあり、6月時点では50人前後であったが、7月末時点では270人程度まで増加しています。

1日死者数に関しては2021年6月~2021年7月末まで、平均死者数は0~2人の間で推移しており、大きな変化はありません。

この実情を踏まえますと、「デルタ株の感染は広まっているものの、ワクチン2回接種者や若者での感染が多いため、重症化する例はそれほど多くない」と解釈できるかもしれません。

ではなぜ、イスラエル政府がファイザー社の臨床試験結果を待たずして「3回目のワクチン接種の実施」を決めたのか。

その理由は「ワクチン接種から半年が経過して効果が減弱しているため」です。

ファイザー社はワクチン接種と時間経過に関して「ワクチンの有効性について、接種から4~6カ月経過すると、その有効性は84%に低下した。2カ月ごとに6%低下した」ことを2021年7月28日に公開しました。

イスラエルでは2020年12月末から1回目のにワクチン接種を開始しています。上記のワクチン有効性低下率から推測すると、イスラエルにて最初にワクチン接種を行った方は2021年7月末時点での有効性は70%まで低下していることが示唆されます。イスラエル保健省は、イスラエルにおけるファイザー社ワクチンの有効性について2021年7月時点で「39%」と公表しています。

以下にファイザー社のワクチン接種と時間経過に関するデータを記します。

 

ファイザー社のワクチンは接種後2~4カ月がピーク。その後は2カ月で6%減弱

ファイザー社ワクチン接種と時間経過について

被験者:2020年10月15~2021年1月12日にファイザー社ワクチンを2回接種した4万2094人を対象としたデータです。

ワクチン接種後の有効性について(カッコ内が有効性を示しています)

1回目のワクチン接種後11日以内:18.2%

1回目のワクチン接種後11日目~2回目接種前まで:91.7%

2回目ワクチン接種後から7日以内:91.5%

2回目のワクチン接種から7日以降:91.2%

2回目のワクチン接種後7日目~2カ月以内:96.2%

2回目のワクチン接種後2カ月経過~4カ月経過:90.1%

2回目のワクチン接種後4カ月以降:83.7%

 

上記のデータを見ると、2回目のワクチン接種から4カ月を経過すると、感染予防率(ワクチン有効性)が80%まで低下することがわかります。

イスラエル政府はこの報告をうけて「2回目のワクチン接種から少なくとも5カ月が経過した60歳以上の市民に対して、3回目のワクチン接種を開始する」ことを発表しました。

3回目のワクチン接種に関しては現在ファイザー社が治験を行っているものの、臨床データは公開されておりません。2021年9月に61歳の誕生日を迎えるアイザック・ヘルツォーク大統領が7月30日に、まず最初のブースターショット(3回目のワクチン接種)を行っています。

イスラエル政府がどの程度のファイザー社ワクチンを入荷できるかは不明ですが、ワクチンの有効性・持続時間だけを考えるのであれば、90%以上の有効性を維持するためには半年に1回のワクチン接種が必要になる計算となります。まずは3回目のワクチン接種を60歳以上に行った場合の有効性・安全性についてデータをフォローしていこうと思います。ワクチン接種から2~3週間で体内での抗体価が上昇することを踏まえますと、8月~9月時点におけるイスラエルでの「60~79歳」感染者数がどの程度減少するかという点が、3回目ワクチン接種後の有効性の指標になるか私は考えます。

3回目ブースターショットの有効性について

2021年7月28日、ファイザー社は決算報告会議にて3回接種によりデルタ変異株への中和抗体価が大幅に増強されるデータを公表しました。

2回接種後6~12か月後以内に3回目のブースター接種を行ったデータについて被験者(18~55歳:11名、65~85歳:12例)を対象に行った臨床データによると、デルタ株への中和抗体価は2回接種と比較して、18~55歳では5倍以上、65~85歳では11倍以上に上昇したと報告しました。

ファイザー社の抗体は2回接種から6か月以上経過するとワクチンの有効性が低下し始めるため、2回接種から6カ月以上経過した段階でに3回目のブースター接種が必要になる可能性が高いと述べています。

3回目接種により中和抗体価が上昇(スライド27参照)

イスラエルにおける年代別新規感染者数は1位が「0~19歳」、2位が「60~79歳」(2021/7/18)

毎週日曜日、ワクチン先進国であるイスラエルでの新型コロナウイルス感染状況をフォローしています。

世界中で、新型コロナウイルスのデルタ株が蔓延していますが、ワクチン先進国の「イスラエル」における、年代別の感染状況を確認してみました。

年代別の感染状況を見るにあたり、比較データがあればわかりやすいと感じましたので、ワクチン接種を行う前(2021年1月)に感染拡大した第3波のデータと現在のデルタ株感染状況を比較してみます。

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2021年1~2月の第3波期間

上図が、2021年1~2月における、イスラエルの年代別感染状況です。2021年1月~2月というのは、高齢者を対象として新形コロナワクチンの1回目の接種が開始された時期です。2021年1月15日時点では1回以上のワクチン接種を終えた割合はイスラエル人口の22%でした。その後、ワクチン接種率が急速に高まり2021年2月15日時点におけるワクチン接種率は40%を超えました。

私の個人的な知見ですが、このデータからわかることは、1回目のワクチンを接種して3週間が経過した段階で体の中には抗体がつくられますので、1回目のワクチン接種を終えた高齢者を中心に新規感染がみるみる低下しているということです。0~19歳、20~39歳のグラフを見ると2月上旬に新規感染者が軽度に増加しているものの、ワクチン接種を終えたであろう高齢者ではそのようなピークは見られません。

以上のことから、ワクチン接種が新規感染者を大幅に減少させていることが示唆されます。実際、2021年3月以降にイスラエルにおける新規感染者は非常に減少していきます。

では、次に2021年7月3日時点における年代別感染状況を確認してみます。

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2021年6~7月デルタ株感染状況

2021年6~7月デルタ株感染状況を確認してみると、0~19歳の感染者数が一番多く、次に60~79歳の感染者数が増加しています。

イスラエル政府はデルタ株が若者で感染拡大を広げていることを受けて、12歳以上の若者を対象にワクチン接種を行う方針を示し、現在実行中です。

以下は、私個人的な知見です。

おそらく、10代に対するワクチン接種が広まれば、0~19歳の新規感染者数はある程度収束するかと思います。

では、「60~79歳」の伸び率はどのように食い止めればよいでしょうか。デルタ株の感染拡大は、既にワクチン2回接種を終えている「60~79歳」をどのように抑え込むかです。

ここで、少し話題を変えます。

イスラエルでは2021年5月~7月3日までの2カ月間において、新型コロナウイするによる平均死者数は0~1人となっており、死者数を非常に低く抑え込んでいます。

その背景としては、もちろん感染者数が非常に少なかった(1日平均50人前後)こともさることながら、感染者の多くが0~19歳と若者中心であり、感染後の重症化が非常に低かったことも要因として考えられます。一つの考えですが、ワクチン接種ができない若者を中心に、一定数の感染者数は出てしまうものの、「重症化せずに快方に向かい、死者数はでない」という状況はコロナとヒトが共存すう姿だったのかもしれません。

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2021年5~6月における年代別感染者数割合

 

しかし、デルタ株の出現により「0~19歳」に加えてワクチンの2回接種を終えた「60~79歳」の感染者数が増加しています。

私の個人的な着目点ですが、

”「60~79歳」の死者数が伸びなければよい”

という知見で、この先1~2週間の状況を見ていきます。

0~19歳は感染しても重症化しにくい。という実態があるように、「2回ワクチン接種を行った60~79歳」についても感染しても「重症化しにくいために死者数は増えない」

という状況が確認できれば、コロナウイルスとヒトとの共存に近づけるかもしれません。

引き続き、上記の考察が、この先1~2週間後に、どのような結果となるかフォローを続けます。

イスラエルにおける新型コロナウイルス感染最新情報(2021/7/11)

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上記の図をは2021年1月~7月までの期間における、イスラエルのワクチン接種率と新型コロナウイルス新規感染者数のグラフです。

グラフの緑色の部分がワクチン接種率、青線部分が新規感染者数を表しています。

2021年7月8日時点でワクチンを2回接種した人の割合は57.3%となっております。

図ではワクチン接種率のパーセンテージは記載されておりませんが、2021年3月に入り、ワクチン2回接種率が40%を上回り、それに伴って新規感染者数(青線グラフ)がグイグイと下がっていることがわかります。(ワクチン接種から3週間後に体内に抗体ができます。)

概算ですが、ワクチン接種者が50%を超え、3週間が経過した当たり(4月中旬)に新規感染者数が非常に低くなり、現在に至っています。

イスラエルでは、2021年4月から5月にかけて、新規感染者数が2桁で推移していたのですが、7月に入り1日感染感染者数が500人台に到達しています。新規感染者数増加の理由は日によって情報が少しずつアップデートされており、単発的な新規情報をくみ取って、その情報のソースを調べている状態です。

理由Ⅰ:ワクチン接種を行っていない10代でデルタ株が感染拡大しているため

 

6月18日以降、イスラエル複数の学校でクラスターが報告されています。

この状況に対して、イスラエル政府は10代へのワクチン接種を開始しています。

ファイザー社のワクチンは12歳~接種可能なのに対して、モデルナ社のワクチンは16歳以上でないと接種できないルールがあることに加えて、イスラエル政府が保管しているファイザー社のワクチンが7月で期限切れとなるため、ファイザー社のワクチン接種が先送りとなる見通しです。そのため、10代へのワクチン接種は思うようには進んでいないようです。

イスラエル政府は若者のたまり場であるビーチサイドにてワクチン接種会場を臨時で設けて、ワクチン接種を促しています。

 

理由Ⅱ:ワクチンを2回接種した人でも42%が感染している

イスラエル政府の報道によると、現在感染拡大を続けている「デルタ株」「デルタプラス株」について、新規感染者数の42%が「ワクチンの予防接種を2回終えた人である」という報道を行いました。

ファイザー社のワクチン有効率が95%→60%台に低下したとも報道しています。

この件については、追加情報・臨床データを見つけることができず、あくまで「報道・発表」レベルですので、信ぴょう性については、引き続き開示されるであろうデータをフォーローする必要があります。

 

イスラエルでの感染拡大について、理由Ⅰであれば、3週間後には鎮静化されると私は思います。一方で理由Ⅱであれば、今後急速に感染が拡大していくことが予想されます。

今後イスラエル政府からの報道を見るにあたり、一つの目安となるのは

「感染者の平均年齢」です。

新規感染者が「ワクチンを打っていない若者(10代)」であれば、ワクチン接種にしたがい鎮静化されるでしょう。おそらくはイスラエル国内における新規感染者数は再び2桁台に収束されると思います。

「平均年齢が高い」場合は要注意です。ワクチンを2回接種した人でも関係なく、新規感染することが示唆されます。

2021年7月時点では、ワクチンを2回接種することが最善の防衛策であり、それを超える手段としては「抗体カクテル」を注射すること?くらいしか浮かびません。

ファイザー社が新規ワクチンおよび3回目の予防接種をFDAに申請していますが、認可されるには時間がかかりそうです。なにより、ファイザー社のワクチンが手に入りません。

このような状況を考えると、ワクチン先進国であるイスラエルの状況というのは、今後の日本および世界の近い未来を示唆しているように私には思えますので、経時的フォローしていく考えでおります。

 

コロナ感染症で死亡した99.5%が予防接種を1度も受けていない人(米国)(2021/7/10)

2021年7月10日時点、新型コロナ感染ではデルタ株が広がりを見せていますが、米国の疾病管理予防センター所長の会見によると、

「直近数カ月の米国各州で得られた予備データでは、新型コロナ感染で死亡した人の99.5%がワクチンを一度も接種していない人であったことが示唆される」と述べました。

ワクチン接種を受けていない人は、特に感染性の高いデルタ株からの影響を受けやすく、重症化や死亡リスクが高いと報道しています。

米国では2021年7月時点でワクチン接種率が55%となっていますが、ワクチン接種率が低い群では患者数や入院数が増加している実態があります。予防接種率が低い173の群では米国平均の3倍の感染者数が報告されています。

ワクチン接種率が60%を超えているイスラエルの報告では、2021年5月2日~6月5日までの期間における、ワクチンの有効性率は94.3%であったのに対して、イスラエル政府がコロナウイルス制限を解除して「マスク着用が不要」と宣言して以降、6月6日~7月上旬までの期間に関してはワクチンの有効性が64%に急落したとイスラエル政府がコメントしています。

さらにイスラエル保健省は「ファイザー社のワクチンの有効性はワクチン接種後6カ月で低下し、デルタ変異株が国内で主流な変異株になりつつある」とコメントしています。

結果的には、「マスクをはずしてよい」というイスラエル政府の政治方針が時期尚早だったという解釈もできますが、私としてはデルタ株の感染力の高さがイスラエル政府の予想を上回ったと解釈しています。

デルタ株に対する対抗手段として「ファイザー社」は新型コロナウイルスワクチンの3回目接種の必要性について言及し、米国食品医薬品局(FDA)に対して、3回目の接種に関する承認申請を行うことを発表しました。

2回接種と比較して、3回接種を行うことで「ベータ株」に対する抗体レベルが5~10倍高くなることが進行中の臨床試験初期データで示されたとしています。3回目のワクチンを接種する時期に関しては、2回目のワクチン接種をおえてから6~12カ月以内に接種するとしています。

更に、デルタ株に特に効果があるワクチン(ブースターショット)を開発中としており、2021年8月には臨床試験を開始する予定としています。

ファイザー社が「デルタ株ワクチン」ブースターショットを開発へ

2021年7月時点における「新型コロナウイルス感染症の“いま”」(厚生労働省)

以下は私の個人的な見解です。

ワクチンをたくさん作って、世界中に配布することで「全世界で新型コロナに対抗しよう」としてワクチン開発がすすんでいるわけですが、結果的にはワクチン先進国の米国・イスラエルにて「感染力の非常に高いデルタ株」が広まりつつあり、「3回目のワクチンを打ちましょう」「デルタ株ワクチンを急いで作ってます」という流れとなっています。まさに「ワクチンの漆塗り」、ワクチンにワクチンを塗り重ねていかなければならない状態です。

当初は「米国民の60~70%がワクチンを2回接種すれば「集団免疫」を獲得できるので、コロナに打ち勝つことができる」と考えられていたわけですが、現時点ではワクチンを打っていない人を中心として「強力なデルタ株」が広がりつつあり「ワクチン3回目を打った方がいいかも」という流れになりつつあります。

こうなってくると、米国・欧州でのワクチン需要がさらに高まりますので、ワクチンを生産できない日本には「ファイザー社・モデルナ社」のワクチンが入荷できないことになります。(←ここが2021年7月10日時点と私は考えています)

 

2021年7月8日時点では、「デルタ株」「デルタプラス株(デルタ株より変異した株)」がイスラエルにて感染拡大を広げており、新規感染者のうち42%が「ワクチン接種を2回終えている人」であると報道されていることから、既存のワクチンでは感染リスクを軽減できないのでは?という可能性が示唆されます。

(イスラエル政府はワクチンの効果が95%→60%に減っているとコメントしています)

さて、どこまで「ワクチン」を打ち続ければよいものか。

イスラエルの速報を見る限り、ワクチンを2回接種しても「新型コロナのデルタ株・デルタプラス株」に対しては60%程度しか有効性が見出されておりません。

米国で「新型コロナ感染症で死亡した人の99.5%はワクチンを1度も打っていない人でした」(1カ月前のデータ)

と報道がありましたが、これは1カ月前のデータです。2021年6月の時点では「ワクチンを2回接種すれば95%の確率でコロナに感染しない」という状況でしたからね。

最新の情報は常に更新されており、「ワクチン接種有無による1カ月間の死亡率の違い」は、既に過去のデータである可能性すらあります。

それほど、新型コロナウイルスの変異・進化の速度が速いことが示唆されます。

 

ワクチンを打つことの有益性・意義が時間経過とともに相対的に薄れてきているようにも見て取れますが、ワクチン接種をするのであれば「今後とも接種し続ける」ことが求められるように思います。

2021年2月17日~6月18日までの期間でワクチン接種後に死亡した人数:355人

死亡者内訳

90代:93名

80代:139名

70代:68名

60代:34名

50代:6名

40代:8名

30代:3名

20代:4名

10代:0名

コロナワクチンを接種したくない人の特徴(2021/7/5)

日本国民を対象として、新型コロナワクチンを接種したくない人の特徴が調査されました。

2021年1月時点、世界的にワクチン接種が開始された段階においては37.9%の方が「ワクチンを接種したくない」と報告されていました。2021年当初はワクチンが開発された直後であり、ワクチンの有効性と安全性に対する懸念が払しょくされておりませんでした。そのため37.9%の方がワクチンを接種することを躊躇すると報告していました。

コロナワクチンを接種したくない人の特徴

 

では2021年6月時点で、同様の調査を行った結果は?と言いますと11.3%の方が「ワクチンを接種したくない」「ワクチン接種を躊躇する」と回答しています。世界的なワクチン接種の増加数および新型コロナワクチンの減少報告を受けて、

ワクチンを接種したくない→ワクチン接種したい

へ考え方を変更した方が26.6%増えたことになります。

国民の7割程度がワクチン接種を行うことができれば集団免疫を獲得できると考えれられていますので、約9割の方がワクチン接種に前向きである現状は新型コロナ感染防止に関して有益なデータと考えます。

 

では、ワクチン接種を躊躇する(ワクチンを接種したくない)と考える理由

第一位:「副反応が心配だから(73.9%)」

第二位:「効果があるとおもわないから(19.4%)」

第三位は:ワクチン接種をする時間がない(8.8%)」

でした。

さらに、「ワクチン接種をしたくない」と考える11.3%について、年齢・性別ごとに比較したデータによると

15~39歳女性:15.6%

15~39歳男性:14.2%

40~64歳女性:13.2%

40~64歳男性:10.6%

65~79歳女性:7.7%

65~79歳男性:4.8%

という順になります。

ワクチン接種後の副作用報告を見てみると、「女性」で発症しやすい、若い人ほど発症しやすいという報告がなされていますので、

「副反応が起きやすい群」ほど「ワクチン接種を躊躇する」という実態が明らかとなっています。

実際、ファイザー社のワクチンを接種した医療従事者2万人を対象した健康調査によると

接種後に37.5度以上の発熱があった割合は

20代:50%以上

30代:46%

40代:38%

50代:30%

65歳以上:10%

と世代があがるにつれて、副反応が減少することが報告されています。また上記リスクは男性に比べて、女性で多く見られることが報告されています。

 

 

ワクチン接種先進国「イスラエル」における新型コロナ感染状況(2021年6月27日時点)

 

国民の57%が新型コロナワクチンの予防接種を終えているイスラエルにて、インド由来の新型コロナウイルスデルタ株の感染拡大が子供を中心に広まっているニュースがNHKで放送されていましたので、そのあたりの詳細を調べてみました。

 

イスラエルでは16歳以上の国民の57%がワクチン接種を終えています。

2回目のワクチン接種を終えてしまえば、デルタ変異株に対して60~88%の予防効果があるという研究データがあります。

 

イスラエルは5月1日時点で国民の55.8%がワクチン接種を完了しており、1日の平均感染者数が2桁で推移していました。6月1日以降はイスラエル国内における新型コロナウイルスに関する各種規制をすべて解除すると発表し、6月15日には室内でのマスク義務着用指針を解除していました。

 

ワクチン先進国として、イスラエルが新型コロナウイルスの封鎖に成功しているように思われます。しかし、マスク解除から数日後、6月18日にモディーンの学校で10人の感染が確認され、6月19日にはビンヤミナの2つの学校で40人ほどの集団感染が確認されました。いずれもデルタ変異株への感染でした。その後6月21日に新規感染者が100人を超え、6月24日には新規感染者が228人にまで増えました。

 

israel-covid

israel-covid

感染拡大を受けて、イスラエル政府は6月25日、室内でのマスク着用義務化および屋外での大規模イベントでもマスクを着用するよう指針を変更しています。さらに小児への感染が拡大したことを受けて、ワクチン接種が進んでいない12~15歳への接種を促すことを表明しています。

 

上記がイスラエル国内における新型コロナウイルスおよびワクチン接種状況を踏まえた現状です。

 

私の個人的な感想を下記します。

イスラエル国内にて、ワクチンを受けていない小児が感染率の高い“デルタ変異株”に感染しています。当初、新型コロナは大人が感染しやすく、子供は感染しにくいといわれていました(コロナが感染するために必要なACE2受容体の発現量が小児で低いため)。

 

しかし、大人のワクチン接種率が高いイスラエルでは、大人への感染率が低い代わりに、小児の感染率が上昇しています。コロナウイルスの立場で考えると、抗体を持っている大人より、抗体を持っていない子供をターゲットに切り替えた方がイスラエル国内にて生き残る確率が高いという感じでしょうか。

 

今後、イスラエルでは12~15歳のワクチン接種が行われますので、おそらく2カ月後には、11歳以下のワクチン未接種の小児がコロナウイルスのターゲットとなるのではないでしょうか。幸いにして大人とくらべて小児では重症化するリスクが低いといわれています。

(30代の重症化リスクを1とすると、10歳未満は0.5と報告されています)

 

ワクチン接種の年齢制限が12歳以上である実情を踏まえますと、すさまじいスピードで変異を遂げている新形コロナウイルスに小児が対抗する手段はいまのところありません。

 

また、新型コロナウイルスの変異スピードを振り返ってみると、当初拡大していた「イギリス株」に対して、ファイザー社のワクチンは9割程度の予防効果があると報道されていましたが、現在流行しているデルタ変異株についての予防効果は60~88%程度と低下しています。

11歳以下の小児に対する「新型コロナワクチン」の現状について(2021/9/9)

新規のウイルス株に対して、既存のワクチン予防効果がUPすることは考えにくいことを踏まえ、トータル的に今後の状況を考えるのであれば

・全国民・全年齢を対象としたワクチンの承認

・新規ワクチン開発の継続

・マスク解除は難しい

・アルコール消毒の徹底

・感染拡大対策の維持

 

などを継続していることが求められると感じます。

-コロナウイルス
-イスラエル, デルタ株, ワクチン, 新形コロナウイルス

執筆者:ojiyaku


  1. のんき より:

    イスラエルの感染が急です。
    日々感染者数は8/16には8730人となって過去最高の1万人を射程にとらえたように見えます。この報告書の時点の数値の2倍の急増です。死亡者数も7日平均で8/17には19人となって過去最高の65人へと向かっています。4月末には1人だったので接種から時間が経って、もう重症化を抑えられているとは言えなくなってきたと思います。
     熊本総合病院225人のファイザーワクチン接種者の血清を調べた結果、中和抗体が2ヶ月で半減したとの研究が発表されています。6ヶ月後には消失すると推定されています。高齢者の中和抗体は9月には半減します。イスラエルのように5ヶ月後なら12月には3回目の接種が必要になります。ファイザーワクチンは初回より2回目の方が発熱など副反応が強く出ています。3回目は更に強くなるのでしょうか、ワクチン接種後死者は919人なので心配です。

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