マスクで耳の裏が痛いので100均で買ったストラップで「マスクストラップ」を作成
マスクを耳にかけると耳の裏が痛い
コロナウイルスが広まって、外出時は毎日マスクをつける日々が続いています。長時間マスクをし続けると、耳の裏が痛くなくなることがあります。簡易的に耳の裏の痛みを軽減する方法として、マスクを耳に引っ掛ける部分をいろいろと変えてみたらどうかなぁと思ったので試してみました。
クロスしてみる
右耳、または左耳のマスクの耳掛けてみる部分をバッテン(クロス)して耳に引っ掛けてみました。すると、通常に着けた場合と比べて、耳の裏にあたる部分が変わるため、痛みが軽減しました。
両方を同時にクロスする方法もあるのですが、その場合はマスクによる締め付けが強くなって、着け心地が悪いくなる可能性があります。私としては、どちらか片方ずつ一定時間クロスにする方法は痛みが軽減するなぁと感じました。
耳の外側ギリギリに引っ掛ける
マスクのゴムを耳の外側ギリギリに引っ掛けます。すると耳の上側が進行方向側に軽く折れ曲がるのですが、耳の裏の痛みは軽減するように感じます。思っているよりもマスクは、はずれにくいため30分程度であれば、このような着け方もありかなぁと感じます。
これでも、耳の裏がいたくなるようなら、以下に示したマスクストラップなどの付属道具を活用することが有益かもしれません。
マスクで耳の裏が痛いので100均で買ったストラップで「マスクストラップ」を作成
2018-2019シーズンはインフルエンザが流行したためにマスクの着用率が例年以上に多い印象がありました。そのためか、耳の後ろが痛いと感じるケースも多いようです。私は以前「マスクストラップ」を作成したのですが、今年あたらしく作り直してみましたので、再度写真を掲載します。今年作成したマスクストラップは左右両方ともマスクの紐を挟むことができるような”クリップ”をとりつけました。ダイソーなどの100均でストラップ2本を購入すると作成可能です。
以下は、2017年12月に記載しましたマスクストラップ作成経緯です
仕事中にマスクをすることが多いのですが、長時間マスクをしていると耳の後ろが痛くなることがあります。下図のように輪ゴムとクリップを使ってマスクを首にかけてつけることもあるのですが、輪ゴム部分が首や髪にあたって、むずがゆい感じでした。
そこで、100均で販売している「クリップ付き伸びるストラップ」を2つ使ってマスクストラップを作ってみました。
医療従事者における布製マスク着用と医療用マスク着用の比較(2020年4月22日)
医療用マスクが不足しておりますが、医療従事者が布製マスクを着用すると、医療用マスクと比較して感染リスクが13倍に上がることが報告されています。
ある報告では、医療用マスクにおけるウイルスの透過性が44%であったのに対して、布製マスクでは97%透過したことが記載されています。
布製マスクを使用する際は、ガーゼやキッチンペーパーをマスクの内側にいれることが有益と考えます。
布製マスクの有効性について(2020年4月19日)
サージカルマスク(市販されている使い捨てマスク)が入手しにくくなり、布製マスクを使用する回数が増えてきました。布製マスク(自家製マスク)を使用するのであれば、ウイルスに対する有用性を把握して使用することが理想と考えますので、各種マスクに対するウイルスの透過性(どの程度通過するか)について調べてみました。
使用したウイルスは新型コロナウイルスではなく、直径80~120nm程度のエンベロープ型、多形球形の鳥インフルエンザウイルスです。(新型コロナウイルスを模倣して作成されています)
実験に使用したマスク
「N95マスク」
「サージカルマスク(市販されている使い捨てマスク)」
「布製マスク(ポリエステル布だけ)」
「自家製マスク(ポリエステル布1枚+キッチンペーパー4層」
という4種類です。
結果
N95マスク:99.98%ウイルスを遮断できる
サージカルマスク(市販されている使い捨てマスク):97.14%ウイルスを遮断できる
「自家製マスク(ポリエステル布1枚+キッチンペーパー4層」:95.15%ウイルスを遮断できる
「布製マスク(ポリエステル布だけ)」:ウイルスを遮断することができず、ウイルスからの保護効果は低い
上記の結果をもとに、私が試した感じですと、「自家製マスク」で「サージカルマスク」と同程度の効果を期待するのであれば、キッチンペーパー1枚手に取り、4つ折りにしてマスクの内側に入れてあげると簡単かなぁと感じました。
キッチンペーパーの有用性としては多層構造であることと、不織布であるという性質がウイルスを遮断するのに有益であるためと筆者らは述べています。
手作りマスクでサージカルマスクと同程度のウイルス遮断効果を出すためには
手作りマスクのゴムはストッキングで代用(2020年4月11日)
2020年4月に入り、新型コロナウイルスの国内感染が広がっています。それに伴い、サージカルマスクの供給が追い付かず、手作りマスクをする方が増えてきました。国内のサージカルマスク(使い捨てマスク)の製造量は1カ月当たり6億枚程度という試算であり、医療機関や感染者が多い都道府県に優先的に供給される現状を踏まえますと、サージカルマスクを安定的に手に入れることは今後とも難しいことが予想されます。手作りマスクに関しては、布は手に入るものの、耳にかけるゴムの入手が困難となっています。100均や手芸店の販売棚から”ゴム紐”が売り切れ続出となりました。さらにヘアゴム(髪を結ぶゴム)が売り切れとなっている店舗もあるようです。
自分なりにゴム紐の代わりとなる素材をいろいろ考えましたが、安定供給されていてなくならない素材として「ストッキング」を耳掛けの部分に代用してマスクを作ってみました