冬場のレジャーとしてスキーやスケートへ出かける際に、足先がキンンキンに冷えてしまうことがあります。特に子供の場合はそれが顕著で、「手が冷たい」「足が冷たい」ということを理由にスキー・スケートへ行きたくないというケースも多い気がします。
そこで、今回は冬場のレジャー「スキー・スケート」で手先・足先の冷えを防止するための保温性を高めるために「ワセリン」を使用したデータを確認してみました。
国内報告・海外報告でワセリンを塗布後の保温効果に関する報告を調べてみたのですが、力不足により該当する症例を見つけることができませんでした。
以下は民間療法に近い報告となってしまうのですが、今回のテーマに近い報告例をご紹介しいます。
二の腕や太ももなど、直接外気にされされる部分にワセリンを塗布することで、保温効果があるのでは?という感じで記されていました。
発汗後の凍傷対策としてワセリンを塗布する方がいるようです。
冬場、入浴後に脱衣所で体をふく時は非常に寒いことがあるのですが、体をふいた後にボディーローションを塗ると寒さが緩和する印象があります。「地肌に一枚ローションを着る」だけで保温効果があるという感じでしょうか。
寒さで手先・足先の血流量が減少すると「手が冷たい・足が冷たい」と感じます。ユベラ軟膏は手足の血管を拡張する働きにより血行障害を改善します。
先日、家族とスキー場へ行ったのですが、その際に家族全員の足先(足の指)にワセリンを薄く塗ってから靴下をはいてスキーをしてみました。山頂の気温は-5~-10度だったのですが、例年と比較すると、子供たちから「足先が冷たい」という訴えは少なかったように感じます。
ウィンタースポーツに手先・足先の冷えは付き物なので、具体的な対策は難しいとは思うのですが、私としては「手にはハンドクリーム」「足先にはワセリン」を薄く塗るという作業をつづけてみようかなと感じております。