緊急避妊薬(アフターピル)を20201年から薬局で購入可能に
2020年10月7日、政府は性交後72時間以内に服用すれば高確率で妊娠を避けられる緊急避妊薬(アフターピル)の販売を、医師の処方箋がなくても薬局で購入できるようにする方針を固めました。
(緊急避妊薬は性交後72時か以内の服用により高い確率で臨まない妊娠を防ぐことが可能です。より早いタイミングで服用したほうが効果高い)
背景として、性暴力・性犯罪など、望まない妊娠を防ぐことが目的です。
欧州やアジアなど世界86か国で医師の診察なしで購入することができ、日本は国際的な遅れが指摘されていました。
2020年10月8日に開かれた内閣府の「第5次男女共同参画基本計画の策定に当たっての基本的な考え方(案)」が提示され、緊急避妊薬に関する研修を受けた薬剤師が、対面で緊急避妊薬を服用させることを条件に処方箋なし購入できるよう検討する旨が記載されました。
京都大学SPH薬局情報グループから「薬局薬剤師向けの緊急避妊薬学習ツール」が公開されました。