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アルコール依存症は認知症発症の最大リスク要因

ojiyaku 0
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アルコール依存症は認知症発症の最大リスク要因

 

アルコール依存症(アルコール使用障害)は認知症を発症する最大のリスク因子であることがフランスの研究チームにより報告されました。

抗コリン薬の服用量が多いほど認知症リスクが増大する

認知症の薬アリセプト・メマリー・リバスタッチを休薬した場合の認知力の低下度合いについて

2008年空2013年の間にフランス都市圏の病院から退院した大人3162万4156人のうち

110万9343人が認知症と診断されました。その中の早期発症型の認知症と診断された5万7353人に関する報告によると、大部分がアルコール依存症(22338人(38.9%))、または追加診断としてアルコール依存症と診断された患者(10115人(17.6%))であることが後ろ向き研究により示されました。

 

アルコール依存症による認知症発症リスクについては男女ともにリスク因子として報告されており、ハザード比を確認してみると、女性では3.34倍、男性では3.36倍と有意に高い値となっております。

 

アルコール関連脳障害と診断された12435人に関しては、末期肝疾患3593人(28.9%)、肝硬変2491人(20%)というデータとなっており、アルコール摂取による重度の肝疾患が要因となっていることが示唆されます。

アルコール依存症(アルコール使用障害)は認知症を発症する最大のリスク因子

アルコール依存症について

過度の飲酒が認知症の発症につながる具体的な作用

1:エタノールおよびその代謝物のアセトアルデヒドは直接的な神経毒性作用を有しており、永続的な機能的脳損傷をもたらす

 

2:過度の飲酒はチアミン欠乏症と関連し、ウェルニッケ・コルサコフ症候群(中枢神経疾患、脳の機能障害による健忘症状)につながります。

 

3:重度の飲酒は肝硬変に起因する肝性脳症、てんかん、頭部外傷など、脳に損傷を与える可能性がある

 

4:重度の飲酒が高血圧、出血性脳卒中、心房細動、心不全などの心血管リスクと関連し、飲酒が間接的に脳血管性認知症のリスクとなりうる

 

「アルコール依存症は、早期発症型の認知症の主要なリスク因子であるため、定期的な飲酒に関するスクリーニングが必要である。また必要に応じてアルコール依存症の治療を行うことが必要である」と筆者らはまとめています。

アルコール依存症(アルコール使用障害)は認知症を発症する最大のリスク因子

日本人のアルツハイマー病患者さんを対象としたメマリー錠の効果について

 

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