おじさん薬剤師の日記

調剤薬局で勤務するおじさんです。お薬のはたらきを患者様へお伝えします

糖尿病

ナノパスJr.(インスリン自己注射針)の発売開始

投稿日:2019年2月26日 更新日:

ナノパスJr.(インスリン自己注射針)の発売開始

 

テルモは2019年2月25日、インスリン自己注射針“ナノパスJr.”の発売を開始しました。

nanopass

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ナノパスJr.とは長さ3mm、外径0.18mm(34G)という規格のインスリン用の針で、既存の針に比べて長さが1mm短くなりました。注射針の長さを短くすることで、注射時の痛みを軽減する目的です。小児や、やせ型、皮膚の薄い患者さんに使いやすい剤形となっています。ナノパスJr.のパッケージ(外観)にはパンダの絵が描いてあり、“こわくない注射針”というコンセプトが伝わります。ナノパスJr.の発売により

小児=ナノパスJr.

というイメージをつけることがメーカーとしての戦略なのかもしれません。小児にとっては医療=コワイという印象が心の中にありますので、そのあたりを”かわいい”、”こわくない”というイメージで緩和することは重要に感じます。

尚、既存のナノパスニードルⅡ34Gは引き続き販売が継続されます。

 

既存の針

ナノパスニードルⅡ34G:長さ4mm、外径0.18mm(先端部分の外径が0.18mm、根元部分の外径は0.24mm)

ナノパスJr.のプレスリリース2019

-糖尿病
-やせ型, ナノパスJr., 小児, 皮膚の薄い人, 3mm

執筆者:ojiyaku


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