2026年6月発売の初後発品は?エクセルファイルダウンロードあり
厚生労働省は2月16日、新しく15成分55品目の後発医薬品(ジェネリック)を承認しました。そのうち、初めて後発品が登場する「初後発品」は9成分です。
追記:2026年3月に東和薬品の(ラコサミド)(エルトロンボパグ オラミン)が追加で承認されました。リストに追加します。
今回の承認内容のポイントをまとめました。また、エクセルファイルをアップロードしておりますので必要な方は以下からダウンロードしてください。
1. 最多の10社が参入「ビラノア」
抗アレルギー薬のビラノア錠/OD錠(ビラスチン)は、今回の初後発品の中で最多となる10社が承認を受けました。
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参入企業: 第一三共エスファ、辰巳化学、陽進堂、沢井製薬、ダイト、高田製薬、東和薬品、キョーリンリメディオ、日新製薬、Meiji Seikaファルマ
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備考: 先発品を共同販売しているMeiji Seikaファルマも承認を得ましたが、これがオーソライズド・ジェネリック(AG)かどうかは現在のところ不明です。
- 内服薬で収載希望が7品目を超えていますので、薬価算定ルールに基づき先発医薬品の4掛けの薬価となる見込みです。
2. 複数社が参入する主な初後発品
以下の薬剤では、2〜3社が後発品の承認を得ました。
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デザレックス錠(デスロラタジン):3社(東和薬品、日本ケミファ、沢井製薬)
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先発品にはない「OD錠(水なしで飲めるタイプ)」も承認されました。
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レボレード錠(エルトロンボパグ オラミン):4社(富士製薬、沢井製薬、日医工、東和)
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注意点: 適応症は「慢性特発性血小板減少性紫斑病」のみです。別の適応(再生不良性貧血)は、再審査期間中のため現時点では含まれません。
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フィコンパ錠/細粒(ペランパネル):2社(高田製薬、共和薬品)
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後発品には「OD錠」も追加されます。なお、点滴静注剤は再審査期間中のため、今回は経口薬のみの参入です。
- 後発2社の有効成分は「ペランパネル」となっており、先発に記載されている「水和物」がついておりません。そのため「水和物」の有無について先発品と一般名が異なります。
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アミティーザカプセル(ルビプロストン):2社(東和薬品、沢井製薬)
3. 1社のみが参入する初後発品
以下の薬剤は、それぞれ1社のみが承認を取得しました。
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アグリリンカプセル(アナグレリド塩酸塩水和物):沢井製薬
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トビエース錠(フェソテロジンフマル酸塩):沢井製薬
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注意点: 適応症は「過活動膀胱」のみです。「神経因性膀胱」の適応は再審査期間中のため含まれません。
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サイスタダン原末(ベタイン):王子ファーマ
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ビムパット点滴静注(ラコサミド):日新製薬
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経口剤(錠剤・ドライシロップ)の後発品はすでに登場しており、今回新たに点滴静注剤が加わりました。
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追記
2026年3月10日、厚生労働省は東和薬品の後発品2成分4品目を承認しました。
ビムパット錠50mg、同100mg(一般名:ラコサミド)の後発品
ラコサミド錠50mg「トーワ」
ラコサミド錠100mg「トーワ」
レボレード錠12.5mg、同25mg(一般名:エルトロンボパグ オラミン)の後発品
エルトロンボパグ錠12.5mg「トーワ」
エルトロンボパグ錠25mg「トーワ
これまで、後発品の承認は毎年2月と8月とされていましたので、東和だけ3月というのは非常にレアなケースかと思います。

