おじさん薬剤師の日記

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キャブピリン配合錠(タケキャブとバイアスピリンの合剤)について

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キャブピリン配合錠(タケキャブとバイアスピリンの合剤)について

 

キャブピリン配合錠(タケキャブ10mgとバイアスピリン100mgの合剤)が令和2年2月28日の薬事・食品衛生審議会 医薬品第一部会にて医薬品として承認可否が審議されます。

令和2年2月28日医薬品第一部会

タケキャブ10mg錠の適応症には

○低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制の場合

通常、成人にはボノプラザンとして1回10mgを1日1回経口投与する。

 

という用法用量がもともとありますので、キャブピリン配合錠は既存の治療薬(タケキャブ10mgとバイアスピリン100mg)を合わせた薬であることがわかります。

 

普段脳神経外科の門前で勤務している私の個人的なイメージで恐縮ですが、バイアスピリン服用患者さんにおける胃潰瘍・十二指腸潰瘍の再発抑制薬としてはタケルダ配合錠(ランソプラゾール15mg+バイアスピリン100mg)を使用している方が散見される印象です。

 

既存の患者さんでバイアスピリン錠とタケキャブ10mg(胃潰瘍再発抑制のため)を併用している方は、それほど見ることがないため、キャブピリン配合錠の需要がどの程度あるかはわかりませんが、上記2剤を併用している患者さんにとっては配合錠になることで医療費が軽減することが期待されます。

2016年3月1日 タケキャブの長期処方が始まる。(PPIとの比較データ)

キャブピリン配合錠

 

生物学的同等性試験

キャブピリン配合錠を服用した被験者と、タケキャブ10mg+アスピリン腸溶錠を併用した被験者において、血液中を流れる薬の量を確認した結果、アスピリンの未変化体のCmax(最高血中濃度)に関しては、生物学的同等性の基準である80%~125%の範囲には入らなかったものの、Tmax(最高血中濃度到達時間)、AUC(体内に取り込まれた薬の総量)、MRT(平均滞留時間)に関しては生物学的同等性が実証されています。

 

注)アスピリン未変化体のCmaxに関しては、キャブピリン配合錠の方が、タケキャブ10mg+バイアスピリン100mg群に比べて高い傾向が示されています。

空腹投与・食後投与(食事の影響)に関しては、キャブピリン配合錠を使用した場合も、タケキャブ10mg+バイアスピリン100mgを併用した場合も、アスピリンの薬物動態に対する食事の影響は臨床的に意味のあるものではありませんでした。

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日本人健康成人男性において、キャブピリン配合錠単回投与の忍容性は良好であり、臨床的に重大な安全性上の懸念はなかった。

医薬品情報データベースより

キャブピリン配合錠の生物学的同等性

 

-PPI
-キャブピリン配合錠, タケキャブ, バイアスピリン, 配合錠

執筆者:ojiyaku


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